思えば建設業界も変わってきた。つい何年か前は、建設CALS
なんていう言葉は知らなかったし、ましてや官公庁工事の入札をPCで行うなど想像もしていなかった。工事においても、品質管理や工程管理そして施工管理を電子納品という形で収めている。全てが、今までの体系と変わりつつある。PCを自分の手足のように使いこなせないと、この業界にいることもできない。しかし、そういう時代になっても、そういう時代だからこそ、技術の向上を忘れてはならない気がする。他者との差別化は、工期内に要求された以上の構造物を、何のトラブルもなく収めることだ。そこには、IT化の大きな波が来ても揺るぎない、技術者のスピリッツがある。そう、我々は未来永劫地図に残る仕事をしていくのだから・・!