一昨日、PTA会長を務める中学の会議が開催された。その席上、生徒指導の先生から「現在、全生徒約360名中、約20名が不登校または教室に入れない保健室通学です」と報告があった。しかし当中学は厚木市内の中でもまだ少ないほうで、中にはクラスの3分の1が空席の中学があるそうだ。中には、ちょっとした理由から“心の病”にかかり、学校にこれないまた教室に入れない生徒になってしまったり、親のエゴで子どものことに無関心になり子どもが学校を離れてしまった生徒もいるそうだ。
先生方もあの手この手で、生徒や親と接触を持っているそうだが、一度教室を離れてしまうとなかなか難しいと聞いた。わが愚息はこの3年間、腹痛で一日休んだだけであったが、やはりどんな時でも先生や親ではなく“心を許せる友人”の存在が大きかった。
私たちの子どもの頃とは違い、社会の歪が生んだ一こまを見た気がした。